【ニューヨーク時事】ニューヨーク市は18日、喫煙対策を強化するため、たばこ1箱当たりの最低価格を10.50ドル(約1000円)に設定することなどを盛り込んだ条例案を発表した。クーポンを使った安売りなども禁じる。主要銘柄では既にこの最低価格を上回っているものもあるが、全体的に価格を引き上げることで、喫煙率のさらなる低下を図る。
市はまた、たばこを販売する際、カウンターの下やカーテンの裏など人目に付かない場所に、商品を置くことも義務づける方針。たばこの陳列を原則認めない販売規制は、カナダや英国などで実施済みだが、米国では初めて。(2013/03/19-08:28)
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