【ソウル時事】北朝鮮外務省スポークスマンは14日、北朝鮮による朝鮮戦争の休戦協定白紙化宣言に米韓などが「一方的に破棄できない」との立場を取っていることに関し、「双方が合意して破棄する性格の協定ではなく、一方が順守しなければ自動的に白紙化される」と反論した。朝鮮中央通信が伝えた。
スポークスマンは「今まで停戦が名目上だけでも維持されてきたのは、ひとえにわれわれが最大限の自制力と忍耐心を発揮したためだ」と主張。米韓合同軍事演習により、もはや休戦協定に拘束されないとの立場を改めて示し、「朝鮮半島で何らかの破局的事態が発生する場合、しつこく休戦協定を破壊した揚げ句、白紙化を招いた米国が全面的に責任を負わなければならない」と強調した。(2013/03/14-17:34)
PR