全日本柔道連盟が柔道女子日本代表の監督に田辺勝代行(40)を昇格させる方針であることが14日、分かった。田辺氏は暴力問題の連帯責任で戒告処分を受けたが、全柔連は処分を取り消す方向で、斉藤仁強化委員長が18日の理事会に提案し、正式に決定する見通しとなった。
田辺氏は、暴力やパワーハラスメントを告発された園田隆二前監督の下でコーチを務め、同監督の辞任後、代行に就任。新ルールが試験導入された欧州遠征に同行しており、選手の信頼を得ているとされる。
斉藤委員長は戒告処分の見直しを条件とし、「いいも悪いも経験してきた。欧州遠征も見たし、一生懸命やってくれている」と評価している。 (2013/03/14-13:11)
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